4、出題してみよう!
2、「会話をしてみよう!」
「じゃあというわけで会話をしてみように入ってまいりました!」
「わーいどんどんぱふぱふぶぶんがどん」
「今時の若い子は知らない音ではじめてみました。さて、それでは最初に注意点」
「注意点?」
「ここに来ている皆はまだまだ初心者! 無理に会話しようとせず着実に問題を出してね!」
「… じゃあ作るなや」
「おいおいそこのイエローモンキー黙れよ。それじゃ行ってみよう」
「はーい☆ おまえこそ黙れこのチョッパリが」
「出題中の会話って言っても難しいもんじゃない。そもそもこういう風に項目を作る事自体おかしいとも言える」
「なんでですか?」
「普段の生活でそんなに会話内容を吟味してるかい? みんな自然体で話してるだろうからそれでいいんだよ」
「へー、でも鬼殺しさんは人の顔色によって会話内容選んでますよね」
「なんで俺限定!? ウミガメでももちろん顔色、つまりスレの雰囲気を読むのはとても大切な事なんだ」
「2chでは空気の読めない発言は嫌われるからですね?」
「その通り。個性は大事だ。その出題者の特色でもある。でも周りに疎まれる個性は皆願い下げなんだね」
「なるほど。つまり鬼殺しさんがクラスではぶられてたのとおなじ理由なんですね?」
「俺はぶられてないから! 全然はぶられてないよ? 友達がただ居ないだけで……」
「それを人ははぶられていると言うんですよ」
「はぶられちゃ駄目だ! はぶられちゃ駄目だ! はぶられちゃ駄目だ!」
「はいはい、シンジ君の物真似はいいから話を進めてください」
「ここを覗いているみんながもし会話をするとしたら…… そうだな、一行くらいずつ話せばいいんじゃないかな」
「一行?」
「そう、一つのレスに一行。これくらいが適切だと思う。それと妙な語尾をつけたりしない事かな」
「〜にょ、とか〜だもんとかつける事ですか?」
「まぁ極論を言えばそうなるんだろうか。そこらへんの細かい空気はやっぱり実際にスレに参加してみないとわからないかな」
「うーん、でも怖いなぁ。もし失敗しちゃったら?」
「失敗を恐れる事はない! 人間誰しも転ぶもの。一回くらい失敗して痛い目を見るといいかもね!」
「そんな事が無いように作ったページなのでは?」
「うっさいわ! 人間傷つかないと気付かない事もあるんだ! むしろモニターの前のお前! 転べ!」
「お客さんになんて事を!?」
「客!? 客やったら金はらわんかい!」
「氏ね」
「ぐふぅ」
「それじゃあ妙に頼りない解説だったけど、今回はこれでおしまい! ばいば〜い!」
「ふひひぃ〜… 全員呪われれば… ガクリ」
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