１、ウミガメって何？
２、「ウミガメ実践」」

「よし、じゃあ聖歌ちゃんは初ウミガメだね」

「はーい。一応ルールは頭に入れてるつもりです」

「うむ。失敗、間違いがあったら間髪居れずに突っ込むから。じゃあ問題」

「はい、じゃあやってみよう　ちなみに出典元は10ccさん。有難う御座います。」

「え。ええ？　何で異臭が出たのか言えばいいんですか？」

「うん。はい、質問掛かってきなさい」

「えーと…　『異臭の元は何ですか？』」

「駄目駄目。YESかNOで答えられないといけないから」

「じゃあ…　えーと…　『トラックは関係あるの？』」

「え？？　いや、そりゃあYESだよ…。　つーか分かりきってる質問はしない方がいいよ」

「ご、ごめんなさい。　それじゃ〜　『スピードを出していたから異臭がするの？』」

「うん。良い質問だね。　答えはNOだ」

「えー。良い質問なのにNOなの？」

「そりゃあNOだからね。　でも今の質問がNOになった事で異臭とスピードに直接関連が無い事がわかるんだ」

「えーと。なら『異臭の元はトラックの中からですか？』」

「NO。トラックの中には何もなかったんだろうね」

「って事は異臭は外からなの？」

「そう！　中がNOなら外がYES、という事だ。こういう逆転の発想もウミガメには欠かせない」

「なるほど…　じゃあ『異臭はぶつかった事とは関係しますか？』」

「YES！！　そうだね。異臭はぶつかった事と関係があるのさ」

「じゃあ…　『トラック同士がぶつかったから異臭がするの？』」

「YES。　いいね。だんだん慣れてきたみたいだ。さぁ。どしどしこい！」

「えーと。『トラック同士がぶつかった時、普通じゃ起こらない事が起きましたか？』」

「YES！！　そう。普通じゃ起こらない事が起こったんだ！」

「うーん…　『トラックは何か巻き込んで突っ込んだの？』」

「YES！　ていうかむしろ正解に近いね！　つーわけで解説へGO！」

「というわけさ」

「怖！？　そんな事ありえないですよ普通！！」

「ありえなくてもいいのだ。　ウミガメのスープは多少ありえない要素を含んでいる。でもそこを推理するのが醍醐味なんだよ」

「…難しいんですね」

「難しいさ。でも大丈夫。訓練を重ねればきっと皆と一緒に楽しめる！」

「また、１０ｃｃさんからメッセージだ。これは後の項で参考になるから頭に入れとこう！」

「？」

「都市伝説等、有名な物の原文をそのままにすると、この問題のように瞬殺される」

「うわっ。１０ｃｃさんだ！」

「だから以下のように、ぼやかすとよい。そうすれば瞬殺されないよ！」

「こんな風にね。　これからも頑張ってこー！」
「はーい。頑張ります」

（俺のでばんは？）

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