3、問題を作ろう!
2、「問題と言う物を知ろう!」

「さぁ、問題と言う物を説明しよう!」

突然言われてもぴんと来ないです。一体どうすればいいんですか?」

「うん。きっとそうだろう。
いつかは出題したいけど、問題の作り方が解らない人はたくさんいる。だからこのページがあるのさ

「能書き垂れるのはいいですから、どうすればいいんですか?」

「…なんだかこの子最近冷たいな。まぁ、つまりだ。何をするのかというと」

「というと?」

問題文を作る上での流れを考える、という事だ」

「流れ?」

「ああ。問題を作る際にはどういう謎をどういう経緯で解かせるか、というのが重要になるんだよ」

「うーん。よくわかりません」

「ま、そりゃそーか。じゃあ例題を出そう」

568 名前:夜鬼養英 ◆2Rj120eiJs 投稿日:04/01/22 20:54
耳を押さえて逃げ出す男とナイフを持って追いかける男。
女中は2人を見て笑っているだけだった。
何が起きたのか。


「と、いうわけで例題は
夜鬼養英さんから頂きました。いつもどうもです」

「うっわー。結構怖そうな話ですね。てか女中さん止めましょうよ」

「ま、ま。それはいいとして。質問していこうよ」

「それもそうですね。それじゃあまず… 彼らは人間ですか? オカますか? エロますか?」

「そう! それだよ。
まず問題と言う物はそういう基礎質問をされる。そこら辺を考えて問題を作りたいよね。そしてYES NO NO」

「ってことはあんまり怖い話じゃないのかなぁ」

「そうかもね。さて、基礎質問の後は、
回答者各々の質問が連続して出てくるわけだが…」

「だが?」

出題者はある程度、どういう質問が来るかどうか予想をしていなくてはならない

「なんでですか?」

「目の前からボールが来ると解ってれば止められるように、
予測していれば返答が円滑化され、皆がやりやすくなるのさ」

「なるほど。じゃあこの問題だとどういった質問が当たるのですか?」

「まぁもちろん、一概には言えないけど、
『登場人物の関係』『耳を押さえている男が耳を押さえる理由』『ナイフを持っている男のナイフをもつ理由』などだ」

「なるほど。問題文の中の重要な部分が来るのですね」

「そう、そしてこういった真相を当てるわけではないが、それに迫るための質問を
外堀と言う。ここはとっても重要! 覚えておくようにね」

「はーい」

「じゃあ外堀的知識は全て過去ログを読んでね」


(読んでください 目安は258スレ目 レス647まで)


「…はい。じゃあ聖歌ちゃん」

「えーと。とりあえずレス647まで見ました」

「うん。そこには女中が嘘をついたと記されている。さ、こっからが真相にあたる部分だ。本番だよ!」

「これ以降の質問を想定しておく必要は無いのですか?」

「もちろんある。
だけどここら辺まで来るともはやほとんど予想できないからね。臨機応変に答える必要があるかな。出題者の手腕の見せ所だ!」

「ふーん。 じゃあ出題者はどう身構えればいいのですか?」

「回答者が二つに分けられるからそれを考えておこう」

「二つ?」

「うん。
『当てに来る人』『なおも質問する人』だ。あてに来る人は基本的にNOとかだけでいいけど、質問する人にはきっちり答えようね」

「なるほど」

「そして、いつしか当てに来る人が正解を言う。そしたら解説と言う流れになるんだ。スレを見ればわかるけど、皆自分の考えを次々言ってるから」」

「うーん。しかしこれと問題作成どういった関連が?」

問題を作るという事は出題をするという事。ならばまず出題するときの流れとそれにいたる問題作成を考えなくちゃならないんだよ」

「確かに、
出題したときの流れを考えないで問題文を作っても面白くはなりませんね」

「そう! だから問題を作るときは、
基礎質問外堀真相の段階をちゃんと考えてその流れに順ずる問題を作ろうね!」

「はーい」

「さて、恒例のコテさんのアドヴァイスを最後に聞こう」

「こんにちわ〜♪」

「うわっ!!」

問題文や解説文を作る時はなるべく具体的に簡潔に! 回答者さん達が混乱しちゃうからねっ!」

「…」

「華美なゴスロリとは反対だね〜 
ハハハ

「おっ。夜鬼笑いだ」

「それじゃあ、また本スレで! ノシ」

「さようなら〜」

「…」

「最後に。
想定はあくまでも想定だ。理解不能な事態にも焦らないように。詳しくは出題編でやるけど」

「はーい。じゃあ次はいよいよ問題作成ですね!」

「ああ! …あ、てことは俺が問題のネタ拾ってきて作らなきゃいけないのか。鬱」

「ささ、つぎ行きましょう!」

「ヴァー」

727 名前:夜鬼養英 ◆2Rj120eiJs 投稿日:04/01/22 22:04
屋敷の主人は招待した客のため、女中に鶏を2羽焼くよう命じた。
女中は命令通り鶏を焼いたが、我慢できずに両方とも食べてしまう。
そこで女中は主人がいないすきに客にこんな嘘の告げ口をした。
「旦那様はあなた様の両耳をちょん切るつもりでご招待なさったんですよ」
それを聞いた客は耳を押さえてあわてて屋敷を飛び出した。女中は主人に
「鶏があんまりうまく焼けたもんでお客さんが両方とも持って飛び出して行きました」と
またも嘘をついた。主人はひどく空腹だったので鶏が食べられないのをとても残念に思い、
肉を切るナイフを持ったまま客のあとを追いかけていった。
「ひとつだけでも置いてってくれ!」
「ひとつだってやれないよう!」
などと叫びながら走り回る2人を見て女中は笑い転げていた。



おまけ。

「鬼殺しさん」

「何よ」

「何で夜鬼さんだけ顔チップが豪華なんですか?」

「…」

「私なんてこんなちんちくりんなのに〜!!!」

「知るか! 俺だって本当はもっと! もっといけめ…」

「ふーんだ! 不細工!」

「ガーン」

「わぁ〜〜ん!!」

(茫然自失)


おまけのおまけ


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